マイルCS:2021年
前日オッズはこんな感じ。
12 グランアレグリア 2.2
03 シュネルマイスター 4.5
04 サリオス 6.4
09 グレナディアガーズ 10.2
07 インディチャンプ 14.5
13 ダノンザキッド 15.5
11 カテドラル 21.3
01 ホウオウアマゾン 22.3
10 ロータスランド 40.0
05 サウンドキアラ 49.4
06 ケイデンスコール 53.0
08 ダーリントンホール 67.6
14 リプレーザ 92.9
02 クリノガウディー 99.6
16 レインボーフラッグ 171.8
15 サウンドカナロア 210.2
- 昨年の覇者グランアレグリアが1番人気
- 3歳馬の筆頭格:NHKマイルC勝ちシュネルマイスター
- 古馬勢の実績馬:インディチャンプ・サリオス
など
マイルCS:グランアレグリアでいいのか?
昨年に続き阪神で開催されるマイルCS。
これは、先週のエリザベス女王杯と同じ。
昨年の勝者グランアレグリアに逆らうことはできないのか?
先週のエリザベス女王杯、阪神の馬場を意識し予想するも、想定以上のパワーを要する馬場となり、人気馬総崩れ。
キズナ産駒(アカイイト・ステラリア)のワンツー、3着にエピファネイア産駒(クラヴェル)
1週間で、一気に馬場が良くなることはないと思うので、基本的に
- 重めの血統
- 距離短縮ローテ
- 1800m・2000m実績
で本命馬を探したいとところ。
マイルCS:出走馬分析
ホウオウアマゾン
3歳馬の一頭。
前走スワンSで3着と、ここでも3歳馬の強さを見せた格好。
人気だったもう1頭の3歳馬ルークズネストは、相変わらずの幸ジョッキーの迷走騎乗も4着。
やはり3歳馬は侮れないと言えるでしょう。
クリノガウディー
父スクリーンヒーロー、母系にはメジロライアンもおり、今の阪神に合いそうな血統。
ただ、今回は、久々の1600m。
距離延長は苦にしないタイプであるが、右回りでもあるしここは軽視
シュネルマイスター
3歳馬の代表格:シュネルマイスター。
サンデーレーシング的には、ここで勝って種牡馬の価値を更に高めたいところ。
前走の毎日王冠は、届かないようなところから鬼脚を使って安田記念勝ちのダノンキングリーを差し切った。
今回は、1800mから1600mへの距離短縮。
父Kingman(キングマン)、母系にSadler’s Wells(サドラーズウェルズ)となれば、時計のかかる馬場でこそ馬。
ひいらぎ賞を見ても、上り33秒台より34秒台になったほうが有利。
2つ気になることを上げれば、
- 初の関西競馬。
- 鞍上、ルメールからの横山武くん。
ノリに乗ってるだけに鞍上マイナスはないとみる。
パドックも注目。
サリオス
昨年のマイルチャンピオンシップはデムーロの騎乗ミス、大阪杯は馬場、前走も前をカットされ競馬をしていない。
血統的に、父ハーツクライ、母系にNijinsky(ニジンスキー)、デインヒルならこれくらいの馬場の方がいいだろう。
ハーツクライ産駒だけに早熟とは限らないし、人気がなければ、一番買いたい馬。
サウンドキアラ
競馬のうまい馬。
キレるタイプではないが、近走頭打ち感。
馬体重はもっと増えていいと思うが・・・。
ケイデンスコール
2歳時の勢いを取り戻しつつあるケイデンスコール
とはいえ、一線級となると頭打ち感も。
インディチャンプ
頭を悩ませるのがインディチャンプ。
父ステイゴールド、母系トキオリアリティー(産駒:リアルインパクト・アイルラヴァゲイン)
血統的に1,2を争う適正。
かなり重かった高松宮記念で3着だけに、実績通り評価したいが、何となく毛嫌いしたい気持ちもある。
買うなら本命、それ以外なら抑えの見立て
ダーリントンホール
父:New Approach(ニューアプローチ)、母父Pivotal(ピヴォタル)、血統的に合っているのは事実
前走を叩いてどこまで上積みがあるか?
グレナディアガーズ
阪神で行われた朝日フューチュリティに勝利、NHKマイルCも3着。
3歳マイル勢の中のトップクラスにランクされる馬。
父Frankel(フランケル)
先行して自分で勝負の流れを作れるだけに、厳しいレースを演出できれば、前残りはあり得る。
ロータスランド
上り馬;ロータスランド
富士ステークスでも期待をしたが、キレる脚がないこの馬には厳しかった。
その意味では、今の阪神は合うがメンバー的に厳しいか?
カテドラル
距離短縮が得意なカテドラルは、前走が絶好の買い場。
母父ロックオブジブラルタルだけに、今の阪神が合いそうだが、戦歴的に上りがかかると厳しいか?
グランアレグリア
桜花賞・安田記念・マイルチャンピオン・ヴィクトリアマイル勝ちの実績。
前走の天皇賞も僅差の3着も4着馬には1.3/4の着差。
ローテーション的に中2週を言われているが、2000mから1600mは有利。
大阪杯、あの馬場で4着に踏ん張ったあたり、今の阪神への適正には?も能力で対応か?
ダノンザキッド
昨年、ホープフルSを勝ち、今年はこの馬中心で回るとも思われていた馬。
皐月賞の不可解な負けで、このまま終わるかと思ったが、富士Sでまずまずの結果を出した。
1着ソングライン、3着タイムトゥヘヴン、4着ダノンザキッド。
やはり、3歳馬は無視できない。
父ジャスタウェイ、母父Dansili(ダンジリ)なので、早熟ではなさそうだし、この1戦が来年のこの馬の運命を決めるかも?
2000m⇒1600m⇒今回
この馬には、絶好のローテーション。
前走馬体を戻し、叩き2戦目、軽視はできない
リプレーザ
謎多き馬;リプレーザ
父リオンディーズ、母父マンハッタンカフェ
3回りほどスケールの小さいアグネスデジタルかwww
サウンドカナロア
厳しいだろう
レインボーフラッグ
厳しいだろう
マイルチャンピオンシップも3歳勢
先週に続き3歳勢押し。
春二線級の馬でさえ重賞を勝つ、今年の3歳のレベル
- 天皇賞:エフフォーリア(コントレイル・グランアレグリアを完封)
- ピクシーナイト:スプリンターズS
- シュネルマイスター:毎日王冠
- ソダシ:札幌記念
- 富士S:ソングライン
- オールアットワンス:アイビスサマーダッシュ
- ヨカヨカ:北九州記念
- レイハリア:キーンランドC
このレースには
- シュネルマイスター
- ダノンザキッド
- グレナディアガーズ
- ホウオウアマゾン
- リプレーザ
が出走。
マイルチャンピオンシップの結論
本命は、前走下手なレースでも能力で勝った3歳馬シュネルマイスター。
対抗は、前走はキレ負け、叩いて上積みに期待、3歳馬ダノンザキッド。
3番手、ローテ良し、能力は超一線級グランアレグリア。
以下グレナディアガーズ、インディチャンプ
期待の1頭はサリオス。
内からある程度の位置を取っていた方がいいと思うが・・・。
おまけ:藤田晋さんすげー
株式会社サイバーエージェント代表取締役社長である藤田晋さんが馬主になって
愛馬の成績がスゴイ!
今日も、デュガ が2歳1勝クラスで勝利しこれで6勝目。
15戦して、掲示板に乗らなかったレースは2回だけ。
ドーブネはG1の器だけだし、馬主生活、好スタートですね。
マイルCS2021年:回顧
マイルチャンピオンシップ、ほぼ予想通りの結果となった。
ただ、厳しく見れば、もっと枠順を重視すべきであった。
土曜の馬場は、先週より1.5秒程度早い馬場だった。
ただ、差し有利・外枠有利という傾向は見えていた。
その意味で、内枠のシュネルマイスターの評価を少し下げてもよかった。
といっても、
馬券的には、シュネルマイスター・グランアレグリアを重視し、ダノンザキッド3着の馬券を厚めに買っていたので、的中したが・・・・。
シュネル1着の方が良かったけど
予想通り。#タノンザキッド サンキュー! pic.twitter.com/2gsAA5PFXW— 〈/瓦落:ガラ〉 (@degtIduRr9cxKaj) November 21, 2021
来週は、ジャパンカップ。
海外からはグランドグローリー、ジャパン、ブルームの3頭だけは寂しい。